[ドバイ 6日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、中国・アラブ首脳会議に出席するため7日から9日までの予定でサウジアラビアを公式訪問する。国営サウジ通信(SPA)が6日伝えた。
今回の訪問は経済関係の発展や両国間の「戦略的パートナーシップ」の強化が狙い。習主席のサウジ訪問は2016年初以来で、サルマン国王やムハンマド・ビン・サルマン皇太子と地域の安全保障について協議する可能性もある。
首脳会議では、1100億リヤル(292億6000万ドル)超に相当する初期契約が調印される予定という。
SPAによると、習主席はサウジアラビアなど6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)諸国との首脳会談やサウジ主催のアラブ諸国首脳との会合にも臨む見通し。