40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

トルコ沖のタンカー滞留、原因は原油価格上限ではない=EU

発行済 2022-12-09 20:02
更新済 2022-12-09 20:09
© Reuters.  欧州連合(EU)欧州委員会は、トルコのボスポラス海峡を通過して地中海に向かう石油タンカーが黒海で滞留している問題について、ロシア産原油への価格上限導入の影響ではないと表

[ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は、トルコのボスポラス海峡を通過して地中海に向かう石油タンカーが黒海で滞留している問題について、主要7カ国(G7)によるロシア産原油への価格上限導入の影響ではないと表明した。

海運会社のトライベッカによると、黒海で待機しているタンカーの数は9日に20隻に達した。

トルコは今月初めから船舶に対し保険証書の提示を義務付けており、タンカーが滞留する原因となっている。

G7とEUは今週、保険会社に対し、上限価格を上回って取引されたロシア産原油を輸送する船舶に保険を提供しないよう義務付けた。

欧州委の報道官はロイターに「(タンカーの滞留は)G7による価格上限導入が原因ではない」とし、5日より前に購入された海上輸送されるロシア産原油については、上限価格を上回っていても、1月19日までは保険などのサービスを提供できる移行期間が設けられていると指摘した。

報道官は、移行期間終了後も、トルコ当局は引き続きタンカーの保険証書をこれまで通り検証できると主張。「トルコ当局に説明を求めるため、連絡を取っており、(滞留の)解消に向けた作業を進めている」と述べた。

トルコの海上保安当局は8日、適切な保険証書を持たない石油タンカーの領海通過を引き続き認めず、検査には時間を要すると主張した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます