[バンコク 26日 ロイター] - タイの国家開発管理研究所(NIDA)が実施した次期首相の適任者を問う世論調査で、タクシン・チナワット元首相の末娘のペートンタン氏(36)がリードを広げた。
調査は17─22日、有権者2000人を対象に実施した。それによると、34%が次期首相にふさわしい人物としてペートンタン氏を挙げた。9月調査の21.6%から大幅に上昇した。
現首相のプラユット・チャンオチャ氏を選んだのは14.05%。前回調査では10.1%だった。
選挙管理委員会によると、タイは来年5月までに選挙を行う必要がある。日程は未定だ。
ペートンタン氏はタイ貢献党の幹部。党はまだ、同氏を首相候補に指名していない。