*14:21JST メディネット---NKT細胞活性化樹状細胞加工技術を新たに提供開始
メディネット (TYO:2370)は15日、NKT細胞を体内で活性化させる新たな免疫細胞加工技術を開発し、医療機関に対して提供を開始したことを発表した。
NKT細胞は血液中にごく僅かしか存在しない希少な細胞で、α-ガラクトシルセラミドという化合物に反応して活性化し、大量のサイトカインを産生することで体内の免疫環境が一変し、抗腫瘍効果を発揮することが知られている。
新たに開発された加工技術は、現在提供しているアルファ・ベータT細胞、ガンマ・デルタT細胞、NK細胞、樹状細胞ワクチンに次ぐ5種類目の免疫細胞治療用加工技術で、同社が特許権を保有する樹状細胞ワクチン加工技術を活用し、樹状細胞にα-ガラクトシルセラミドを添加することで、体内のNKT細胞を効率よく活性化することが確認できている。
同社は、この加工技術の提供開始により、がん患者に新たな治療選択肢を提供するとともに、患者の個々の病態に応じて5種類の免疫細胞の中から単独、または組み合わせによる幅広い治療選択に貢献するとしている。
また、同加工技術を応用した免疫細胞の組み合わせの例として、1回の成分採血でNKT細胞活性化樹状細胞と従来のがんに特異的に抗腫瘍効果を発揮する樹状細胞ワクチンを同時期に並行して加工することが可能になることから、この加工技術を導入した医療機関では、治療効果の向上を狙い作用機序の異なる2種類の治療を同日に提供ができるようになり、1回の成分採血で2種類の治療を受診できることから、患者への身体的、経済的な負担軽減に寄与することが期待できるとしている。
NKT細胞は血液中にごく僅かしか存在しない希少な細胞で、α-ガラクトシルセラミドという化合物に反応して活性化し、大量のサイトカインを産生することで体内の免疫環境が一変し、抗腫瘍効果を発揮することが知られている。
新たに開発された加工技術は、現在提供しているアルファ・ベータT細胞、ガンマ・デルタT細胞、NK細胞、樹状細胞ワクチンに次ぐ5種類目の免疫細胞治療用加工技術で、同社が特許権を保有する樹状細胞ワクチン加工技術を活用し、樹状細胞にα-ガラクトシルセラミドを添加することで、体内のNKT細胞を効率よく活性化することが確認できている。
同社は、この加工技術の提供開始により、がん患者に新たな治療選択肢を提供するとともに、患者の個々の病態に応じて5種類の免疫細胞の中から単独、または組み合わせによる幅広い治療選択に貢献するとしている。
また、同加工技術を応用した免疫細胞の組み合わせの例として、1回の成分採血でNKT細胞活性化樹状細胞と従来のがんに特異的に抗腫瘍効果を発揮する樹状細胞ワクチンを同時期に並行して加工することが可能になることから、この加工技術を導入した医療機関では、治療効果の向上を狙い作用機序の異なる2種類の治療を同日に提供ができるようになり、1回の成分採血で2種類の治療を受診できることから、患者への身体的、経済的な負担軽減に寄与することが期待できるとしている。