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6月17日のNY為替概況

発行済 2015-06-18 04:49
更新済 2015-06-18 05:00
6月17日のNY為替概況
 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円45銭まで上昇後、123円21銭まで下落した。
最近の経済指標の改善を受けて、連邦公開市場委員会(FOMC)の見通しが楽観的に改善されるとの憶測が広がったほか、FOMC声明で経済の緩やかな回復、雇用の増加ペースの加速が指摘されたため一時ドル買いが優勢となった。
その後、FOMC予測で国内総生産(GDP)が下方修正されたほか、金利見通しが引き下げられたためドル売りが加速した。
ユーロ・ドルは、1.1207ドルまで下落後、1.1357ドルまで上昇した。
FOMCやイエレンFRB議長の会見で年内の利上げの確証が得られなかったため、債券利回りの低下に伴うドル売りが加速。
ユーロ・円は、139円43銭から140円01銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.5681ドルへ下落後、1.5847ドルまで上昇。
ドル・スイスは、0.9310フランへ上昇後、0.9198フランまで下落した。
【金融政策】・米連邦公開市場委員会(FOMC) ・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を現行の0-0.25%に据え置き決定「労働市場が一段と改善し、インフレ率が中期的に目標の2%に回帰するとの妥当な自信が得られた際に、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げることが適切と、委員会は予想している」

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