[ドバイ 22日 ロイター] - イランの国営メディアは22日、最高安全保障委員会(SNSC)のアリ・シャムハニ事務局長が退任したと報じた。同氏は2カ月前に、中国の仲介でまとまったサウジアラビアとの外交関係再開の合意文書に署名していた。
イランのある関係者は、トップの交代がSNSCの政策に影響を与える可能性は低いと述べた。
国営テレビはその後、最高指導者ハメネイ師がシャムハニ氏を自身の政治顧問に任命したと伝えた。
同氏の後任には革命防衛隊出身のアリアクバル・アフマディアン氏が任命されたという。革命防衛隊で合同参謀本部の指揮官を務めた経歴を持つ。