Katya Golubkova
[東京 23日 ロイター] - アジア時間23日の原油先物は下落。週末にパレスチナ自治区ガザに人道支援物資が到着し、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が中東地域全体に波及するのを阻止する外交的取り組みが続けられたことを受けた。
0038GMT(日本時間午前9時38分)現在、北海ブレント先物は0.6ドル安の1バレル=91.56ドル、米WTI先物 は0.61ドル安の87.47ドル。
原油先物は先週、1%超上昇。イスラエルとハマスの衝突が拡大して原油供給が途絶するとの懸念がある。
週末にはガザに支援物資が到着。一方で、エジプトのカイロでは中東情勢に関する国際会議が開かれ、アラブ首脳や外相が参加したが、共同声明はまとまらなかった。
フランスとオランダの首脳は今週、イスラエルを訪問して紛争の解決策を探る見通し。