[ドバイ 14日 ロイター] - イランのオウジ石油相は14日、主要ガスパイプライン沿いの2カ所で同日未明に起きた爆発は「テロリストによる破壊工作」との見解を示した。容疑者には触れなかった。
同相は国営テレビに対し、爆発は14日午前1時(日本時間午前6時30分)に起きたと説明。「イラン革命記念日(2月11日)前後にこのような破壊工作が行われることは予期していた」と述べた。
また、「主要地方へのガス供給停止という敵の狙いに対抗するため、供給体制を速やかに変更した」とし、爆発で一部地域へのガス供給が遮断されたとの報道を否定した。
破損したパイプラインに近い村々への供給だけが停止しており、夜までに復旧する予定という。
石油相によると、2011年2月11日にも同様の破壊工作が起き、4つの地域で一時的にガス供給が停止した。
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