[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は5日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が目指しているのは価格安定であり、際限のない価格引き上げではないと述べた。インタファクス通信が報じた。
プーチン大統領は「産油国にも消費国にも悪影響が及ぶため、際限のない価格引き上げは行われない。われわれは安定を望んでいる。これまでのところ安定を実現できている」とし、OPECプラスの決定は「市場価格を調整する」ためのものだったとの認識を示した。
OPECプラスは3日、日量220万バレルの自主減産を第2・四半期も延長することで合意。ロシアは第2・四半期に原油生産・輸出を追加で日量47万1000万バレル削減する。