中国人民銀行(中央銀行)は10日、改革推進や実体経済を支持するため、以前広東省と山東省で試験的に実施してきた「信用貸付資産の再担保制度」を上海市や天津市、遼寧省、江蘇省、湖北省、四川省など9省市まで拡大すると発表した。
これにより、地方金融機関の担保資産の不足問題が解決されるほか、順調な金融政策の実施にも寄与すると強調した。
市場関係者らは、これが中国版QE(量的緩和策)だとみており、今回の規制緩和で最大7兆元(約140兆円)の流動性拡大につながると試算している。
これにより、地方金融機関の担保資産の不足問題が解決されるほか、順調な金融政策の実施にも寄与すると強調した。
市場関係者らは、これが中国版QE(量的緩和策)だとみており、今回の規制緩和で最大7兆元(約140兆円)の流動性拡大につながると試算している。