■決算概要
(2)過去の業績推移
過去の業績を振り返ると、他の証券会社同様、株式市場の影響により、2009年3月期から2012年3月期まで高木証券 {{|0:}}の業績も苦戦が続いた。
特に、2011年3月期には行政処分の影響も重なり、同社の業績も大きく落ち込んだが、2012年3月期以降は、経営改革の進展と株式市場の回復により、同社業績も回復傾向にある。
財務面では、財務の健全性を示す自己資本比率は50~60%台の高い水準を維持している。
また、証券会社に対する自己資本規制比率も430.0%(2015年3月期個別)を確保しており、規制で定められている120%以上を大きく上回っている。
一方、資本効率を示す自己資本利益率は、2013年3月期以降、収益力の回復に伴って改善してきたが、2015年3月期は4.1%に低下した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
特に、2011年3月期には行政処分の影響も重なり、同社の業績も大きく落ち込んだが、2012年3月期以降は、経営改革の進展と株式市場の回復により、同社業績も回復傾向にある。
財務面では、財務の健全性を示す自己資本比率は50~60%台の高い水準を維持している。
また、証券会社に対する自己資本規制比率も430.0%(2015年3月期個別)を確保しており、規制で定められている120%以上を大きく上回っている。
一方、資本効率を示す自己資本利益率は、2013年3月期以降、収益力の回復に伴って改善してきたが、2015年3月期は4.1%に低下した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)