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タカショー Research Memo(2):ガーデニング業界の近代化に貢献、独自性の強い商品で市場創出

発行済 2016-01-05 16:11
更新済 2016-01-05 16:33
タカショー Research Memo(2):ガーデニング業界の近代化に貢献、独自性の強い商品で市場創出
■会社概要 (1)沿革 タカショー {{|0:}}は、1980年に代表取締役社長の高岡伸夫(たかおかのぶお)氏によって、造園及び庭園資材の販売を目的として、和歌山県海南市に設立された。
父親が営んでいた高岡正一商店(竹垣などを結ぶのに使うシュロ縄などの卸売業を行う個人商店)の事業を発展させ、ガーデニング素材を販売するのみならず、ライフスタイル全般の提案を通じて、全国規模の事業展開を目指すことが設立の経緯であった。
社名の由来は「高岡正一商店」の短縮形である。
その後、「ガーデニング業界を近代化し、市場を自ら創っていきたい」という強い思いに支えられ、全国各地に営業所や配送センターを設けながら、順調に事業基盤を拡大した。
バブル経済やガーデニングブームなどの追い風もあったものの、「やすらぎのある空間づくり」という一貫したコンセプトに基づき、独自性の強い商品の開発や啓発活動を続け、着実に市場を創造してきたことが同社の成長を支えたと考えられる。
1998年には業界で初めて店頭公開(現東証JASDAQ市場に上場)を果たした。
海外展開にも積極的であり、1995年に中国・天津市に販売子会社を設立すると、その後は相次いで、台湾、オーストラリア、ドイツ、韓国、ベトナム、英国などに拠点を構え、海外展開の基盤を構築していった。
2015年2月には、英国子会社のベジトラグが市場の大きな米国(ペンシルベニア州)に販売子会社を設立した。
また、2001年にガーデンライフスタイルデザイン研究所を大阪府に開設したほか、2010年には、業界における資格制度として「タカショーエクステリア&ガーデンライティングマイスター制度」、2014年には「エクステリア&ガーデンマイスター制度」を立ち上げるなど、業界のリーディングカンパニーとしての活動も積極的に行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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