[東京 13日 ロイター] - ドル/円 JPY= ユーロ/ドル EUR= ユーロ/円 EURJPY= 午後3時現在 118.27/29 1.0828/32 128.07/11 午前9時現在 117.83/85 1.0841/45 127.75/79 NY午後5時 117.73/74 1.0859/64 127.72/76
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べてドル高/円安 の118円前半だった。日経平均株価が7日ぶりに反発、中国の貿易収支も改善したこと でリスク回避ムードがやや後退した。午後は正午付近につけた高値水準でもみあった。
朝方117.60─70円台だったドルは、正午にかけて118.36円まで値を上 げ、1月8日以来5日ぶりの高値を付けた。その後、日経平均株価が400円超の上げ幅 を維持する堅調な相場になったこともあり、午後3時にかけてドルも高値でもみあった。
市場では、株価や原油価格を見極めながらの取引が続いている。いったん落ち着いた 状況になっているが、大きな流れとしてリスクオフが終わったとは思っていないとして、 下値を警戒する声も出ていた。
「きょうは(リスクオフの)小休止だが、原油安をめぐるサウジの問題や、中国株や 人民元の問題は続いている。各国金融当局も打つ手なしの状況にある」とFXプライムb yGMOの常務取締役・上田眞理人氏は述べ、ドル116円前半までの下押し余地はある との見方を示した。
米WTI原油先物 CLc1 は早朝に1バレル=29.93ドルをつけ、2003年12 月以来の安値まで下落したが、午後にかけて30.85ドル付近まで反発した。
午前に発表された12月の中国の貿易収支は3821億元の黒字。輸出は人民元建て で前年比2.3%増。同輸入は前年比4.0%減だった。
(為替マーケットチーム)