11時00分現在の日経平均株価は17063.62円(前日比39.91円安)で推移している。
29日の米国市場では、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げに慎重な見方を示したことが好感され、NYダウは97ドル高となった。
ただ、為替相場が1ドル=112円台半ばまで円高方向に振れたほか、原油先物相場の下落も嫌気され、日経平均は25円安からスタートした。
寄り付き後も円高進行を背景に一時16984.11円(同119.42円安)まで下落した。
ただ、売り一巡後は始値水準まで戻してきている。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)、ソニー (T:6758)などが軟調。
ソフトバンクグ (T:9984)は小幅安。
村田製 (T:6981)、第一生命 (T:8750)、日本電産 (T:6594)などが2%超下落しているほか、前日に業績予想の修正を発表した味の素 (T:2802)は5%安と下げ目立つ。
また、邦チタニウム (T:5727)、マニー (T:7730)、住友精化 (T:4008)などが東証1部下落率上位となっている。
一方、NTT (T:9432)、NTTドコモ (T:9437)、ファナック (T:6954)、ホンダ (T:7267)などが堅調。
小野薬 (T:4528)が2%高となっているほか、PD (T:4587)が4%超の上昇で上場来高値を更新。
佐川急便との提携が伝わった日立物流 (T:9086)は7%超の上昇に。
また、ノーリツ鋼機 (T:7744)が3日連続のストップ高となり、ステラケミファ (T:4109)、Jマテリアル (T:6055)などとともに東証1部上昇率上位となっている。