水曜午前の香港市場における、ホンコックランドインベストメント(漢国置業) (HK:0160)の株価は緩やかな下落となっている。同社は前年度に固定資産の除却を行ったため、今年度の暫定的な純利益は対前年比77%の減益となった。それを受け、投資家は売りに出たと考えられる。
同社は3~9月純利益が対前年比で減益となったことを発表している。同社の2018年3~9月純利益は前年度の25億HKドルから5億7,600万HKドルへと減少した。
2017年度の純利益は、広州の土地売却による24億HKドルの特別利益によって増益になったと報告している。
また、2018年3~9月において11億8,400万HKドルの未監査収益となっていることも発表している。これは前年度の9億6,800万HKドルより22.3%上回る数値だ。中国本土での不動産販売の飛躍が寄与している。同社は広州と南海の不動産の売却も完了している。