ドル／円
午後３時現在 ９５．４５／４６ １．３９７３／７９ １３３．３８／４５
正午現在 ９５．４６／４７ １．３９６８／７１ １３３．３５／３８
午前９時現在 ９５．８５／８９ １．３９５８／６１ １３３．８３／９２
ＬＤＮ15時現在 ９６．０６／０７ １．４００１／０３ １３４．５１／５５
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［東京 ６日 ロイター］ 午後３時現在のドル／円は、ロンドン市場の午後３時時点
から下落し、９５円台前半で推移している。日経平均<.N225>などアジア株や米原油先物
ドルは９５円付近がサポートとして意識されているため、９５円前半では下げ渋った。
その後、欧州勢の参戦を機に夕刻に再び売り圧力がかかっている。
日経平均は前場のうちに一時１６０円以上下落。原油先物も一時は２ドル以上値を崩す
など、リスク資産への売りが強まるなか、午前中はドル／円、ユーロ／円とも下攻めの動
きが続いた。大きなフローが細るなか、ドル／円、ユーロ／円とも小口の売りが先行し、
「ドル／円では新たに円買いポジションを作って下値を攻めている」（都銀）との声が聞
かれた。
ドルは午前のうちに９５．２４円まで下落してきょうの高値（９６．２５円）からの下
げ幅が１円を超えた。ユーロも１３２．９６円をつけてきょう高値（１３４．０５円）か
ら１円を超える下げとなった。
しかし、ドルは９５円付近が、ユーロは１３３円付近がサポートとして意識されてお
り、この前後まで売られたことで水準感が働いた。その後、軟調だった香港のハンセン指
数<.HSI>が切り返し、中国の上海総合指数<.SSEC>が年初来高値をつけるなど、アジア株の
一角が堅調となったことで、ドル、ユーロとも下げ渋った。「ドル／円は９４円台に輸入
筋の買いオーダーが厚いため、攻め切れないのだろう」（国内証券）との声もあった。
ドルは９５円半ばを中心に、ユーロは１３３円半ばを中心にもみあったが、欧州勢の参
戦を機に再び売りが強まった。堅調に始まったインド株式市場のＳＥＮＳＥＸ指数
<.BSESN>が下げ幅を大きく広げ、香港のハンセン指数<.HSI>も再び軟調となるなど、アジ
ア株安が再び進行。ユーロとの相関性が指摘されている米原油先物も一段安となり、リス
ク回避の動きが強まった。ユーロ／円は午後４時半ごろまでに１３２．４４円まで下落し、
きょう高値からの下げ幅は１．５０円を超えた。ユーロ／ドルも１．３９１４ドルまで売
られた。
ユーロ／円の下げが波及してドル／円も売られ、９５．１３円の下値をつけた。ただ、
「ドル／円は、サポートラインとして意識されている９５円付近を明確に割り込まないと
インパクトはない。クロス円主導でここを攻め切れるかどうかだ」（国内銀行）との声も
聞かれた。
（ロイター日本語ニュース 松平陽子）
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