2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円26銭から109円08銭へ下落し、109円10銭で引けた。 米国の1月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったため一時ドル買いが優勢となった。
その後、株式相場の急落を受け年内の利上げペース加速観測が後退し米債利回りの低下に伴うドル売り、また、リスク回避の円買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.2449ドルから1.2385ドルまで下落し、1.2400ドルで引けた。
ユーロ・円は、136円96銭から135円13銭へ下落。
株安を嫌ったリスク回避の円買いが加速した。
ポンド・ドルは、1.4055ドルから1.3964ドルへ下落。
メイ英政権への不透明感が広がりポンド売りが強まった。
ドル・スイスは、0.9321フランから0.9377フランまで上昇した。
[経済指標]・米・1月ISM非製造業景況指数(総合)：59.9（予想：56.7、12月：56.0←55.9）・米・1月サービス業PMI改定値：53.3（速報値：53.3）・米・1月総合PMI改定値：53.8（速報値：53.8）