■決算概要
(3)2016年2月期の業績予想
2016年2月期の業績予想についてクリエイト・レストランツ・ホールディングス {{|0:}}は、売上高を前期比18.3%増の82,000百万円、営業利益を同32.1%増の5,500百万円、経常利益を同39.1%増の6,100百万円、当期純利益を同46.1%減の3,500百万円と引き続き大幅な増収及び経常増益を見込んでいる。
居酒屋業態の新規出店が想定以上に好調であることなどから、2017年2月期を最終年度とする中期経営計画を1年前倒しで達成する見通しとなった。
売上高は、CRカテゴリー及びSFPカテゴリーの店舗数の拡大が増収に寄与する想定である。
特に、好調な海鮮居酒屋業態「磯丸水産」の順調な出店を継続する方針のようだ。
一方、利益面では、引き続き円安の影響を含めた食材価格の高止まりのほか、業態構成の変化(居酒屋業態の構成比の高まり)による原価率の上昇に加えて、新規出店に伴う出店費用の増加が想定されるものの、売上高の増加により吸収することで経常利益率は7.4%に上昇する見込みである。
カテゴリー別の業績見通しは以下のとおりである。
CRカテゴリーは、売上高が前期比6.1%増の38,382百万円、経常利益が同1.8%増の3,601百万円と大きく伸長する見通しである。
積極的な新規出店(31店舗を予定)が業績の伸びに寄与する想定である。
SFPカテゴリーは、売上高が前期比39.0%増の30,970百万円、経常利益が同59.8%増の3,397百万円と大幅な増収増益を見込んでいる。
好調な海鮮居酒屋業態「磯丸水産」を中心とした積極的な新規出店(40店舗を予定)が業績の伸びをけん引する見通しである。
専門ブランドカテゴリーは、売上高が前期比13.0%増の9,374百万円、経常利益が同99.4%増の995百万円を見込んでいる。
2014年5月に買収したYUNARIが通期で寄与することや、前期を含めた新規出店分(2016年2月期の新規出店は12店舗を予定)が業績の伸びに貢献する想定である。
海外カテゴリーは、売上高が前期比19.8%増の2,974百万円、経常利益が71百万円(前期は147百万円の損失)と増収及び経常黒字への転換を見込んでいる。
前期を含めた新規出店分(2016年2月期の新規出店は5店舗を予定)が増収に寄与するとともに、中国における不採算店舗の閉鎖(4店舗を予定)により損益改善を図る方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
居酒屋業態の新規出店が想定以上に好調であることなどから、2017年2月期を最終年度とする中期経営計画を1年前倒しで達成する見通しとなった。
売上高は、CRカテゴリー及びSFPカテゴリーの店舗数の拡大が増収に寄与する想定である。
特に、好調な海鮮居酒屋業態「磯丸水産」の順調な出店を継続する方針のようだ。
一方、利益面では、引き続き円安の影響を含めた食材価格の高止まりのほか、業態構成の変化(居酒屋業態の構成比の高まり)による原価率の上昇に加えて、新規出店に伴う出店費用の増加が想定されるものの、売上高の増加により吸収することで経常利益率は7.4%に上昇する見込みである。
カテゴリー別の業績見通しは以下のとおりである。
CRカテゴリーは、売上高が前期比6.1%増の38,382百万円、経常利益が同1.8%増の3,601百万円と大きく伸長する見通しである。
積極的な新規出店(31店舗を予定)が業績の伸びに寄与する想定である。
SFPカテゴリーは、売上高が前期比39.0%増の30,970百万円、経常利益が同59.8%増の3,397百万円と大幅な増収増益を見込んでいる。
好調な海鮮居酒屋業態「磯丸水産」を中心とした積極的な新規出店(40店舗を予定)が業績の伸びをけん引する見通しである。
専門ブランドカテゴリーは、売上高が前期比13.0%増の9,374百万円、経常利益が同99.4%増の995百万円を見込んでいる。
2014年5月に買収したYUNARIが通期で寄与することや、前期を含めた新規出店分(2016年2月期の新規出店は12店舗を予定)が業績の伸びに貢献する想定である。
海外カテゴリーは、売上高が前期比19.8%増の2,974百万円、経常利益が71百万円(前期は147百万円の損失)と増収及び経常黒字への転換を見込んでいる。
前期を含めた新規出店分(2016年2月期の新規出店は5店舗を予定)が増収に寄与するとともに、中国における不採算店舗の閉鎖(4店舗を予定)により損益改善を図る方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)