29日午前の東京市場でドル・円は弱含み。
日本株や中国株の軟調地合いで株安を嫌気した円買いが先行し、ドルは109円前半に値を下げた。
前日の米株安を背景に日経平均株価は前日比200円安となり、ドル・円は朝方から円買い基調に振れている。
また、前日に引き続き月末要因による輸出企業のドル売りも観測され、ドルは109円10銭台まで弱含んだ。
ランチタイムの日経平均先物は下げ幅をやや拡大しており、目先の日本株安継続を警戒した円買いに振れやすい。
また、現時点で中国株のほか欧米株式先物もマイナス圏で推移し、今晩の株安を警戒した円買いが見込まれる。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円13銭から109円36銭、ユーロ・円は124円69銭から125円00銭、ユーロ・ドルは1.1421ドルから1.1434ドルで推移した。
【要人発言】・ペロシ米下院議長「トランプ大統領へ2月5日に一般教書演説を要請」(報道)【経済指標】・NZ・12月貿易収支:+2.64億NZドル(予想:+2.25億NZドル、11月:-9.55億NZドル←-8.61億NZドル)