【大幅高となる】18300-18600円のレンジを想定=村瀬 智一
23日のNY市場はまちまち。
感謝祭を明日に控えて閑散取引となる中、利食い先行で始まった。
その後は10月製造業・耐久財受注や11月ミシガン大学消費者景況感指数が予想を上振れたことが好感される格好から上昇に転じている。
ただし、主要企業決算が嫌気されるなか利益確定の売りも広がり、やや上値の重い場面もみられた。
ダウ平均は59.31ドル高の19083.18、ナスダックは5.67ポイント安の5380.68。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の18425円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、1月4日の終値ベースでの年初来高値の18450.98円を捉えてくることになろう。
ボリンジャーバンドでは上昇する+2σに沿ったトレンドが継続しているが、これを突破してくる可能性があり、やや買われ過ぎが意識されてきそうだ。
週足の一目均衡表では雲を上放れての推移は継続。
月足ベースの価格帯別売買高では、商いが膨らんでいた17500円ところを上回っての推移であり、需給状況は状況。
上は19000-19500円処で積み上がっているが、それほど多く積み上がっていないため、戻り売り圧力はそれ程強くなさそうだ。
18300-18600円のレンジを想定する。