■業績動向
(2)財務状況
オーハシテクニカ (TOKYO:7628)の財務状況を見ると、2015年3月期末の総資産は前期末比3,339百万円増の34,891百万円となった。
収益の拡大に伴い現預金や在庫が増加したほか、国内外の設備投資増による有形固定資産の増加が主因となっている。
一方、負債は前期末比56百万円増の11,145百万円と前期並みとなり、純資産が同3,282百万円増の23,745百万円となった。
利益剰余金の増加に加えて、円安進展に伴う為替換算調整勘定の増加が主因となっている。
なお、期中に自己株式の取得(88万株、804百万円)を実施している。
無借金経営が続いているほか、自己資本比率も前期末の63.6%から66.9%に上昇しており、財務内容の良化傾向が続いている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
収益の拡大に伴い現預金や在庫が増加したほか、国内外の設備投資増による有形固定資産の増加が主因となっている。
一方、負債は前期末比56百万円増の11,145百万円と前期並みとなり、純資産が同3,282百万円増の23,745百万円となった。
利益剰余金の増加に加えて、円安進展に伴う為替換算調整勘定の増加が主因となっている。
なお、期中に自己株式の取得(88万株、804百万円)を実施している。
無借金経営が続いているほか、自己資本比率も前期末の63.6%から66.9%に上昇しており、財務内容の良化傾向が続いている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)