米国株式相場は上昇。
ダウ平均は70.04ドル高の30199.87ドル、ナスダックは33.62ポイント高の12804.73ポイントで取引を終了した。
クリスマスイブの短縮取引で参加者が限られる中、新型コロナワクチンの可能性が広がったことや、さらに、英国と欧州連合(EU)が自由貿易協定(FTA)などで最終合意にいたったことが投資家に安心感を与え寄り付きから上昇した。
議会可決の追加経済対策案を巡り、トランプ大統領が拒否権行使の可能性を示唆したことを受けた不透明感がくすぶり一時下落に転じる局面もあったが、引けにかけては上げ幅を拡大。
セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方で、エネルギー、銀行が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は引き続き電気自動車市場に参入するとの憶測を受けた買いが継続。
一方、TV動画配信のフーボTV(FUBO)はアナリストによる売り推奨を嫌気し急落した。
百貨店のメーシーズ(M)やコールズ(KSS)は新型コロナウイルス第3波の脅威が響くとの懸念にそれぞれ下落。
また、中国のオンライン小売りアリババ(BABA)は当局による独禁法違反を巡る調査が嫌気され急落した。
米共和党下院は24日、民主党の国民への給付増額案を阻止した。
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