本日のマザーズ先物は反発が予想される。
22日の米国市場は議会が追加経済対策を可決し法案成立が確実になったことは好感されたが、12月の消費者信頼感指数が予想外に大幅悪化したほか、11月中古住宅販売件数も前月から減少し景気回復に懸念が広がり寄り付き後、下落した。
米CDCは新型コロナウイルス変異種がすでに国内にも存在する可能性を指摘し、懸念がくすぶり引けにかけては下げ幅を拡大した。
ハイテク株は堅調で、ナスダック総合指数は史上最高値を更新。
本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックが上昇したことや、ナイトセッションが上昇したことを受けて、反発でのスタートが予想される。
国内では、政府は義務教育の段階で普及率100%を目指しデジタル教科書の無料配布を視野に制度設計を進める方針と日本経済新聞が報じている。
このことから、AIinside (T:4488)など電子化関連銘柄やGIGAスクール関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。
また、昨日に日本オラクル (T:4716)が発表した、21年5月第2四半期決算でクラウド&ライセンスが前年同期比3.7%増となったことから、マザーズ市場でもフリー (T:4478)などクラウド関連銘柄が先物をけん引することが予想される。
本日の上値のメドは1184.0pt、下値のメドは1080.0ptとする。