米国株式相場は上昇。
ダウ平均は326.15ドル高の26362.25、ナスダックは116.51ポイント高の7973.39で取引を終了した。
追加関税の応酬による米中貿易摩擦の一段の深刻化が懸念される中、中国政府が冷静な交渉による解決を望む姿勢を示したことで、懸念がやや後退し買いが先行。
米長期金利の上昇を受けて金融株を中心にも買いが広がり、終日堅調となった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や運輸が上昇する一方で食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
米中貿易摩擦の懸念後退を受けて、マイクロン・テクノロジー(MU)やアドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)などの半導体セクターが上昇。
ディスカウントストアのダラー・ゼネラル(DG)は、通期見通しを引き上げ大幅上昇。
米国債利回りの上昇により、シティ・グループ(C)、ゴールドマンサックス(GS)、モルガン・スタンレー(MS)などの金融関連株が軒並み買われた。
一方で、家電量販店のベストバイ(BBY)は、売上高が予想を下回り下落した。
PCメーカーのデル(DELL)はマーケット終了後に5-7月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC