■エルテス (T:3967)の決算動向
1. 過去の業績推移
過去の業績を振り返ると、顧客数・契約数の拡大等により順調に業績を伸ばしてきた。
利益面では、2017年2月期にそれまでの過去最高益を更新した一方、連結決算に移行した2018年2月期以降は、将来の事業拡大に向けた先行投資の影響により利益水準は2期連続で低調に推移した。
2020年2月期は事業拡大と新サービスの一部収益化により大幅な増益を実現したものの、2021年2月期はDX化の動きが加速するなかで、新たな事業機会に対応するために先行投資を拡大し、上場後初めての営業損失を計上する結果となった。
財務面に目を向けると、自己資本比率は2016年11月の株式上場に伴う新株発行等により80%を超える水準で推移してきた。
なお、2021年2月期はAnd Securityの買収に伴い自己資本比率は低下したが、50%水準を確保している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
1. 過去の業績推移
過去の業績を振り返ると、顧客数・契約数の拡大等により順調に業績を伸ばしてきた。
利益面では、2017年2月期にそれまでの過去最高益を更新した一方、連結決算に移行した2018年2月期以降は、将来の事業拡大に向けた先行投資の影響により利益水準は2期連続で低調に推移した。
2020年2月期は事業拡大と新サービスの一部収益化により大幅な増益を実現したものの、2021年2月期はDX化の動きが加速するなかで、新たな事業機会に対応するために先行投資を拡大し、上場後初めての営業損失を計上する結果となった。
財務面に目を向けると、自己資本比率は2016年11月の株式上場に伴う新株発行等により80%を超える水準で推移してきた。
なお、2021年2月期はAnd Securityの買収に伴い自己資本比率は低下したが、50%水準を確保している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)