22日のマザーズ指数は4日ぶり反落となった。
前日の米国株式市場では、欧州株高や複数の小売企業決算が好感され、主要3指数が揃って反発をみせたことにより、朝方のマザーズ市場にも買いが先行した。
その後は、日経平均の上値が重くなるなか、為替相場においてもドル高・円安進行が一服したことで、個人投資家心理にとっても重しになった。
また、23日のパウエル連邦準備理事会(FRB)議長講演の内容を見極めたいとのムードも根強く、足元で上昇していた銘柄に総じて利益確定売りの動きが目立つ格好に。
結局、マザーズ指数は朝高後は後場にかけてマイナスに転じる展開となった。
なお、売買代金は概算で962.60億円。
騰落数は、値上がり90銘柄、値下がり191銘柄、変わらず9銘柄となった。
値下がり上位銘柄では、ホープ (T:6195)が14%安になったほか、インパクトホールディングス (T:6067)やグローバルウェイ (T:3936)がそれに続いて大幅安となった。
売買代金上位では、ブシロード (T:7803)、バンクオブイノベ (T:4393)、シェアリングテクノロジー、GNI (T:2160)、オンコリスバイオファーマ (T:4588)が軟調。
一方で、東証第1部への市場変更を発表したラクスル (T:4384)が9%高になったほか、ロゼッタ (T:6182)、エクストリーム (T:6033)、メルカリ (T:4385)、マーケットエンタープライズ (T:3135)、ブライトパス・バイオ (T:4594)は上昇。