■株主還元策
イーレックス (T:9517)は株主還元について、配当を基本としている。
配当水準については、中期経営計画の中において、配当性向20%という配当目標を掲げている。
2017年3月期第3四半期決算を受けて同社は通期見通しを大幅に上方修正した。
これと合わせて同社は、1株につき3株の割合での株式分割と、実質増配を発表した。
株式分割は、2017年3月6日を基準日として1対3の割合での分割となる。
株式分割の主たる目的は、株価が4,000円に迫る(2月14日終値は3,670円)なか、投資単位当たりの所要金額を引き下げることにより、流動性の向上と投資家層の拡大を図ることにある。
配当については、2017年3月期の期末配当を10円(分割調整後)とすることを発表した。
分割調整前のベースでは30円の配当となり、従来予想の25円(分割前のベース)からは5円の増配となる。
2017年3月期の分割調整後1株当たり利益予想は40.07円であるため、配当性向は25.0%となり、中期経営計画で掲げる目安とする配当性向の水準(20%)をクリアした形だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
イーレックス (T:9517)は株主還元について、配当を基本としている。
配当水準については、中期経営計画の中において、配当性向20%という配当目標を掲げている。
2017年3月期第3四半期決算を受けて同社は通期見通しを大幅に上方修正した。
これと合わせて同社は、1株につき3株の割合での株式分割と、実質増配を発表した。
株式分割は、2017年3月6日を基準日として1対3の割合での分割となる。
株式分割の主たる目的は、株価が4,000円に迫る(2月14日終値は3,670円)なか、投資単位当たりの所要金額を引き下げることにより、流動性の向上と投資家層の拡大を図ることにある。
配当については、2017年3月期の期末配当を10円(分割調整後)とすることを発表した。
分割調整前のベースでは30円の配当となり、従来予想の25円(分割前のベース)からは5円の増配となる。
2017年3月期の分割調整後1株当たり利益予想は40.07円であるため、配当性向は25.0%となり、中期経営計画で掲げる目安とする配当性向の水準(20%)をクリアした形だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)