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スカラ Research Memo(8):17/6期の連結業績は過去最高を大幅更新、SaaS/ASP事業も下期から上向く

発行済 2017-04-20 16:31
更新済 2017-04-20 16:33
スカラ Research Memo(8):17/6期の連結業績は過去最高を大幅更新、SaaS/ASP事業も下期から上向く
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■今後の見通し

1. 2017年6月期の業績見通し
スカラ (T:4845)の2017年6月期の連結業績は、売上収益で前期比297.2%増の10,700百万円、営業利益で同564.6%増の4,100百万円、税引前利益で同242.8%増の4,100百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益で同282.7%増の3,180百万円となる見通し。
期初計画から売上高で500百万円、営業利益で400百万円の上方修正を行っている。
ソフトブレーンの業績が想定を上回って推移していることが要因だ。
Non-GAAP基準で見れば、営業利益で前期比159.4%増の1,600百万円、税引前利益で同139.5%増の1,600百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益で同57.3%増の730百万円となる見通し。


また、ソフトブレーンの同期間における業績予想を控除したベースで見ると、売上収益は2,824百万円、営業利益は574百万円と増収減益となる見込み。
大型開発案件の減少や販売構成比の変化(ニュース配信サービスの構成比上昇)、人件費や賃借料の増加等が減益要因となる。
ただ、上期に対して下期に新たに追加で発生する費用はなく、月額ストック収益を中心とした売上収益の拡大により、下期だけで見ると前年同期比で増益に転じる見通しだ。
なお、ソフトブレーンの足元の業績については、基調に変化はなく引き続き堅調に推移しているもようだ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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