■NY株式:NYダウは348ドル安、利上げ長期化・景気後退への懸念高まる
米国株式市場は反落。
ダウ平均は348.99ドル安の33027.49ドル、ナスダックは233.25ポイント安の10476.12で取引を終了した。
朝方発表された7−9月期国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正され、市場予想上回ったことを受けて利上げ懸念が再燃、寄り付きから下落した。
新規失業保険申請件数も小幅増で労働市場の堅調さを示し、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが正当化され、利上げが景気後退を招くとの警戒感が相場の重石となった。
また、半導体メーカーマイクロンの冴えない決算をきっかけに半導体銘柄を中心にハイテク株が大きく売られた。
ダウは一時、下げ幅が800ドルを超える場面もあったが、下げ幅を縮小して取引を終えた。
セクター別では全セクターが下落。
自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が特に大きく下げた。
半導体メーカーのマイクロンテクノロジー(MU)は前日引け後に発表した決算が失望され下落。
同業のエヌビディア(NVDA)や半導体関連のアプライド・マテリアルズ(AMAT)などが連れ安した。
中古車販売のカーマックス(KMX)は四半期決算が市場予想に届かず売られた。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は年内引き渡しの「モデル3」と「モデルY」を対象に値引きしていることが明らかになり下落した。
映画館運営するAMCエンターテインメント・ホールディングス(AMC)は優先株「APE」の普通株への転換と10株→1株の株式併合を提案し、大幅安。
経営破綻した暗号資産交換業者FTXの共同創業者で、顧客資金を不正に流用した詐欺などの罪で起訴されているサム・バンクマンフリード被告は2億5000万ドルの保釈金で保釈を認められた。
バンクマンフリード被告は21日にFTXが本社を置いていたバハマから米国に送還された。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:米GDP上方修正など好感してドル買い強まる
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円91銭から132円72銭まで上昇し、132円37銭で引けた。
米国の7-9月期GDP確定値が上方修正となり、週次新規失業保険申請件数も予想を下回ったことが好感され、ドル買いが強まった。
ただ、11月景気先行指数は予想以上に悪化して9カ月連続の低下となり、ドル買いはやや後退した。
ユーロ・ドルは1.0638ドルから1.0573ドルまで下落し、1.0596ドルで引けた。
欧米株安のなか、対欧州通貨では安全逃避的なドル買いもみられたもよう。
ユーロ・円は140円55銭から140円04銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.2063ドルから1.1993ドルまで下落。
英国の7-9月期GDP改定値の下方修正によるポンド売りが続いたもよう。
■NY原油:下落で77.49ドル、利食い売りが増える
NY原油先物2月限は下落(NYMEX原油2月限終値:77.49 ↓0.80)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比-0.80ドルの77.49ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.03ドル-79.90ドル。
ロンドン市場の序盤に79.90ドルまで買われたが、ニューヨーク市場では利食い売りが優勢となり、一時77.03ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引では主に78ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 32.39ドル -0.29ドル(-0.89%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.37ドル -0.50ドル(-0.58%)
ゴールドマン・サックス(GS)345.58ドル -4.58ドル(-1.31%)
インテル(INTC) 25.97ドル -0.86ドル(-3.21%)
アップル(AAPL) 132.23ドル -3.22ドル(-2.38%)
アルファベット(GOOG) 88.26ドル -1.99ドル(-2.20%)
メタ(META) 117.12ドル -2.64ドル(-2.20%)
キャタピラー(CAT) 237.54ドル -4.19ドル(-1.73%)
アルコア(AA) 43.85ドル -1.02ドル(-2.27%)
ウォルマート(WMT) 143.48ドル -1.70ドル(-1.17%)
米国株式市場は反落。
ダウ平均は348.99ドル安の33027.49ドル、ナスダックは233.25ポイント安の10476.12で取引を終了した。
朝方発表された7−9月期国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正され、市場予想上回ったことを受けて利上げ懸念が再燃、寄り付きから下落した。
新規失業保険申請件数も小幅増で労働市場の堅調さを示し、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが正当化され、利上げが景気後退を招くとの警戒感が相場の重石となった。
また、半導体メーカーマイクロンの冴えない決算をきっかけに半導体銘柄を中心にハイテク株が大きく売られた。
ダウは一時、下げ幅が800ドルを超える場面もあったが、下げ幅を縮小して取引を終えた。
セクター別では全セクターが下落。
自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が特に大きく下げた。
半導体メーカーのマイクロンテクノロジー(MU)は前日引け後に発表した決算が失望され下落。
同業のエヌビディア(NVDA)や半導体関連のアプライド・マテリアルズ(AMAT)などが連れ安した。
中古車販売のカーマックス(KMX)は四半期決算が市場予想に届かず売られた。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は年内引き渡しの「モデル3」と「モデルY」を対象に値引きしていることが明らかになり下落した。
映画館運営するAMCエンターテインメント・ホールディングス(AMC)は優先株「APE」の普通株への転換と10株→1株の株式併合を提案し、大幅安。
経営破綻した暗号資産交換業者FTXの共同創業者で、顧客資金を不正に流用した詐欺などの罪で起訴されているサム・バンクマンフリード被告は2億5000万ドルの保釈金で保釈を認められた。
バンクマンフリード被告は21日にFTXが本社を置いていたバハマから米国に送還された。
HorikoCapitalManagementLLC
■NY為替:米GDP上方修正など好感してドル買い強まる
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円91銭から132円72銭まで上昇し、132円37銭で引けた。
米国の7-9月期GDP確定値が上方修正となり、週次新規失業保険申請件数も予想を下回ったことが好感され、ドル買いが強まった。
ただ、11月景気先行指数は予想以上に悪化して9カ月連続の低下となり、ドル買いはやや後退した。
ユーロ・ドルは1.0638ドルから1.0573ドルまで下落し、1.0596ドルで引けた。
欧米株安のなか、対欧州通貨では安全逃避的なドル買いもみられたもよう。
ユーロ・円は140円55銭から140円04銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.2063ドルから1.1993ドルまで下落。
英国の7-9月期GDP改定値の下方修正によるポンド売りが続いたもよう。
■NY原油:下落で77.49ドル、利食い売りが増える
NY原油先物2月限は下落(NYMEX原油2月限終値:77.49 ↓0.80)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比-0.80ドルの77.49ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.03ドル-79.90ドル。
ロンドン市場の序盤に79.90ドルまで買われたが、ニューヨーク市場では利食い売りが優勢となり、一時77.03ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引では主に78ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 32.39ドル -0.29ドル(-0.89%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.37ドル -0.50ドル(-0.58%)
ゴールドマン・サックス(GS)345.58ドル -4.58ドル(-1.31%)
インテル(INTC) 25.97ドル -0.86ドル(-3.21%)
アップル(AAPL) 132.23ドル -3.22ドル(-2.38%)
アルファベット(GOOG) 88.26ドル -1.99ドル(-2.20%)
メタ(META) 117.12ドル -2.64ドル(-2.20%)
キャタピラー(CAT) 237.54ドル -4.19ドル(-1.73%)
アルコア(AA) 43.85ドル -1.02ドル(-2.27%)
ウォルマート(WMT) 143.48ドル -1.70ドル(-1.17%)