23日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。
22日の米国市場ではNYダウが8営業日ぶりに反落した。
ベルギーのブリュッセルで発生した連続テロ事件を受けた地政学リスクの高まりが嫌気された。
NYダウは小幅な下げにとどまっているほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の16925円としっかりであり、嫌気売りは限られそうである。
しかし、積極的に上値を買い上がる流れにはなりづらい状況であろう。
欧州に進出する企業に対する業績への影響なども重しになりそうだ。
一方で、欧州の地政学リスクを警戒する流れが長期化するようだと、リスクマネーが日本にシフトしてくることも意識されよう。
海外勢の売り越し基調が継続するなかで日本株離れが警戒されていたこともあり、需給状況に変化がみられることも注視しておきたいところ。
公示地価が8年ぶりに上昇したことも材料視されそうだ。
日経平均は昨日同様、17000円処での底堅さが意識されよう。
物色については、インデックスに絡んだ商いで振らされやすいほかは、個人主体によるテーマ株物色に向かいやすいだろう。
引き続きフィンテックのほか、サイバーセキュリティ、自動運転、宇宙開発、といった関連テーマに注目。
材料株でも流動性の大きい銘柄等へは、いったん資金が集中してくると、大相場に発展しやすい状況でもある。
22日の米国市場ではNYダウが8営業日ぶりに反落した。
ベルギーのブリュッセルで発生した連続テロ事件を受けた地政学リスクの高まりが嫌気された。
NYダウは小幅な下げにとどまっているほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の16925円としっかりであり、嫌気売りは限られそうである。
しかし、積極的に上値を買い上がる流れにはなりづらい状況であろう。
欧州に進出する企業に対する業績への影響なども重しになりそうだ。
一方で、欧州の地政学リスクを警戒する流れが長期化するようだと、リスクマネーが日本にシフトしてくることも意識されよう。
海外勢の売り越し基調が継続するなかで日本株離れが警戒されていたこともあり、需給状況に変化がみられることも注視しておきたいところ。
公示地価が8年ぶりに上昇したことも材料視されそうだ。
日経平均は昨日同様、17000円処での底堅さが意識されよう。
物色については、インデックスに絡んだ商いで振らされやすいほかは、個人主体によるテーマ株物色に向かいやすいだろう。
引き続きフィンテックのほか、サイバーセキュリティ、自動運転、宇宙開発、といった関連テーマに注目。
材料株でも流動性の大きい銘柄等へは、いったん資金が集中してくると、大相場に発展しやすい状況でもある。