空売りで知られる米国のヘッジファンド、キニコス・アソシエイツ創業者のジム・チェイノス氏は、ビットコインの正当性に関して懐疑的見方を示した。 過去にエンロンの破綻を予言したチェイノス氏は、ビットコインが単純に金融政策における技術的な発明とする投機的なゲームに過ぎないと、インタビューで答えた。
同氏は、イエール大学で金融不正の歴史に関する教鞭をとっている。
ビットコインが2万ドルに急伸した動きを受け、仮想通貨の熱狂は、「不正の循環」にあてはまると言及。
ビットコインの価値の保存に関しても、「非常食の方が通貨として価値があるだろう」と、否定的。
一方で、アップルの共同創設者、スティーブ・ウォズニック氏はCNBCとのインタビューで、ディジタル金として、ビットコインを支持していく方針を示した。
ビットコインや仮想通貨に関する投資家の見方は真っ二つに分かれる。