【大幅安となる】18800-19400円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
シカゴ先物にさや寄せする格好から、幅広い銘柄に売りが先行することになろう。
日経平均の200日移動平均線は18978円処に位置しており、これを試しに行く波乱の展開から始まることになる。
ボリンジャーバンドでは先週末の下げで-4σまで下げ、前回のチャイナ・ショック時と同水準。
シカゴ先物にさや寄せしてくるようだと、-5σを割り込んでくるため、イレギュラーな価格形成として意識される。
200日線での攻防も意識されてくるため、売り一巡後は自律反発の流れに向かいやすいだろう。
18800-19400円のレンジを想定する。
【大幅安となる】東京市場が世界株安の防波堤となるか=フィスコ田代 昌之 前週(17日-21日)の日経平均は週間ベースでは1082.62円の大幅下落となった。
お盆明けでまだ市場参加者がそろいきっていないなか、週末にかけて先物を中心とした売りに崩される展開に。
中国経済指標の下振れなどから中国景気への減速懸念が深刻化し欧米株はそろって大幅安。
週末の東京市場はギャップ・ダウンで取引を開始した後は、上海総合指数が節目の200日移動平均線を割り込んだことなどが意識されてじり安となり、今年2番目の下落幅となった。
なお、週末の東証一部の下落銘柄数は、97年以降のデータでは最も多い1854銘柄。
全銘柄の98%が下落する全面安の展開となった。
7月上旬もきつい下げとなったが、この時は下ヒゲ陽線だったこともあり強烈なリバウンド相場となった。
今回は大陰線が連発していることから、7月と比べて市場センチメントは悪い。
円建てCME先物の終値が18970円と週末の日経平均終値よりも470円近く下げていることで、週初寄付きからリバウンドを期待するのは非常に難しい。
週初ギャップ・ダウンスタートは避けられない状況だが、200日移動平均線18987円がサポートラインとして機能するか注目。
NYダウ、英FT100、上海総合指数と主だった株価指数はこの水準を割り込んだが、日経平均、TOPIXは週明けこの水準での攻防を迎える。
200日移動平均線をサポートに下げ幅を縮小するような動きが見られれば欧米株が反発する可能性も。
日本株が連鎖的な世界同時株安を食い止めることができるか注目と言えよう。
日経平均の200日移動平均線は18978円処に位置しており、これを試しに行く波乱の展開から始まることになる。
ボリンジャーバンドでは先週末の下げで-4σまで下げ、前回のチャイナ・ショック時と同水準。
シカゴ先物にさや寄せしてくるようだと、-5σを割り込んでくるため、イレギュラーな価格形成として意識される。
200日線での攻防も意識されてくるため、売り一巡後は自律反発の流れに向かいやすいだろう。
18800-19400円のレンジを想定する。
【大幅安となる】東京市場が世界株安の防波堤となるか=フィスコ田代 昌之 前週(17日-21日)の日経平均は週間ベースでは1082.62円の大幅下落となった。
お盆明けでまだ市場参加者がそろいきっていないなか、週末にかけて先物を中心とした売りに崩される展開に。
中国経済指標の下振れなどから中国景気への減速懸念が深刻化し欧米株はそろって大幅安。
週末の東京市場はギャップ・ダウンで取引を開始した後は、上海総合指数が節目の200日移動平均線を割り込んだことなどが意識されてじり安となり、今年2番目の下落幅となった。
なお、週末の東証一部の下落銘柄数は、97年以降のデータでは最も多い1854銘柄。
全銘柄の98%が下落する全面安の展開となった。
7月上旬もきつい下げとなったが、この時は下ヒゲ陽線だったこともあり強烈なリバウンド相場となった。
今回は大陰線が連発していることから、7月と比べて市場センチメントは悪い。
円建てCME先物の終値が18970円と週末の日経平均終値よりも470円近く下げていることで、週初寄付きからリバウンドを期待するのは非常に難しい。
週初ギャップ・ダウンスタートは避けられない状況だが、200日移動平均線18987円がサポートラインとして機能するか注目。
NYダウ、英FT100、上海総合指数と主だった株価指数はこの水準を割り込んだが、日経平均、TOPIXは週明けこの水準での攻防を迎える。
200日移動平均線をサポートに下げ幅を縮小するような動きが見られれば欧米株が反発する可能性も。
日本株が連鎖的な世界同時株安を食い止めることができるか注目と言えよう。