ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

UPDATE1: 東京株式市場・前場=続落、ユーロ安懸念で手控えムード

発行済 2010-05-17 12:00

日経平均<.N225> 日経平均先物6月限<0#2JNI:> 

前場終値 10255.01 (-207.50) 前場終値 10260 (-190)

寄り付き 10329.37 寄り付き 10300

安値/高値 10254.27─10331.87 高値/安値 10250─10330

出来高(万株) 123751 出来高(単位) 37136

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 17日 ロイター] 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、14日終値か

ら200円超下げた。前週末の欧米株式市場の下落を受け、輸出株を中心に短期筋によ

る戻り売りが続いた。3月機械受注統計はほぼ予想通りの内容で、相場を下支えするとみ

られていたが、序盤の取引で下値めどとみられていた200日移動平均線付近を下回っ

た。ユーロ圏経済への懸念を背景にユーロ売りが続いており、株式市場ではやや手控えム

ードが広がっている。

 

 前場の東証1部騰落数は値上がり235銘柄に対して値下がり1379銘柄、変わらず

が56銘柄。東証1部の売買代金は7657億円だった。

 

 前週末の欧米株式市場では再び欧州問題への不安が強まり、売り地合いとなった。欧州

市場ではユーロ圏の緊縮財政措置が成長を圧迫するとの懸念が高まった。また、米国市場

も、ナスダック総合指数<.IXIC>など主要3市場は続落した。週明け東京市場も欧米の弱

含みを受け、輸出株を中心に短期筋の売りで、日経平均は下値とみられていた200日移

動平均線付近となる1万0300円のレベルも割り込んだ。

 

 銘柄別では、ソニー<6758.T>やキヤノン<7751.T>ほか精密、ガラスなどユーロ安の影響

を受けるセクターの下げが目立った。市場では「ユーロ安が止まらず、欧州財政リスクを

警戒した売りが継続している。新たな悪材料が出たわけではないが、欧州のリスクが先行

きの経済に与える影響が読みにくくなっている」(東海東京証券エクイティ部部長の倉持

宏朗氏)という。

 

 3月機械受注統計では、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額

(季節調整値)が前月比5.4%増の7329億円となり、3カ月ぶりに増加した。ほぼ

予想通りの内容で、相場を下支えするとみられていたが、じり安の展開だった。大手証券

の株式トレーダーは「欧州の財政問題に対する懸念がだらだらと続いており、先行き不透

明感が増してきた。目先は下値を模索する展開を予想する」と話す。

 

 邦銀系の株式トレーダーによると、ユーロが下げ止まるかどうかを注視しており、足元

は様子見になっているという。ただ、日経平均の1万円割れ、TOPIXの900割れな

ら買いの方針という。みずほ総研シニアエコノミストの武内浩二氏も「一段の円高や米株

安を受けた日本株売りはあるかもしれないが、日経平均株価<.N225>が1万円を割れたら

そこからの買い圧力は強いと思う」と指摘している。

 

 その他の銘柄では、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が買われた。一方、NTT

<9432.T>は反発。同社は14日、保有する自社株2億5092万株の全てを消却すると発

表した。消却株数は発行済み株式の15.9%に相当し、14日終値ベースで約9300

億円の規模。

 

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

(takeshi.yoshiike@thomsonreuters.com; 03-6441-1794; ロイターメッセージング

:takeshi.yoshiike.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

   

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

    株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価

  <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

東証・大証株券オプションのメニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます