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ロシア南部都市が非常事態宣言、ウクライナ無人機攻撃で子ども2人負傷

発行済 2024-01-16 12:33
更新済 2024-01-16 19:27
© Reuters.  1月15日、ロシア国防省は、ウクライナと国境を接する南西部のボロネジ州上空で、防空システムがウクライナから発射されたドローン(無人機)3機を破壊したと発表した。写真はロ

[16日 ロイター] - ロシア南部の都市ボロネジ市のクステニン市長は16日、ウクライナによるドローン(無人機)攻撃で建物数棟が損壊し、子ども2人が負傷したことを受け非常事態を宣言した。

ボロネジ市はウクライナ国境から約250キロの場所にあり、人口100万人。

ロシア国防省は、ウクライナと国境を接するボロネジ州上空で夜間にドローン5機を破壊し、他に3機を撃墜したと発表。隣接するベルゴロド州でもドローン4機を迎撃したと述べた。

© Reuters.  1月15日、ロシア国防省は、ウクライナと国境を接する南西部のボロネジ州上空で、防空システムがウクライナから発射されたドローン(無人機)3機を破壊したと発表した。写真はロシアとウクライナの旗のイラスト写真。ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで2022年1月撮影(2024 ロイター/Dado Ruvic)

負傷したのは6歳の少年と10歳前後の少女。少年の母によると、現地時間午前2時30分ごろからドローン攻撃を受け、アパートの窓が吹き飛んだという。

ウクライナ側から今のところコメントは出ていない。

ロシアメディアによると、同市近郊にはロシアの空軍基地があり、スホイ34戦闘爆撃機が配備されている。ロシアはウクライナ空爆に同機を投入している。

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