■成長戦略
(2)海外不動産事業の成長戦略
海外不動産事業の基本戦略は、東南アジア(シンガポール、マレーシア、タイなど)における投資家の開拓である。
投資家が増えれば、国内の自社物件をはじめ提案できる物件は多い(インバウンド需要)。
また、現地不動産を日本の投資家に販売する事業も同時に行う(アウトバウンド需要)。
一方で現地完結型事業の育成にも積極的な点がデュアルタップ (T:3469)の特徴である。
2015年1月に(株)DUALTAP BUILDING MANAGEMENT SDN. BHD.(本社マレーシア)の全株式を取得し、マレーシアにおける建物管理事業を拡大している。
現在、南部ジョホール州を中心にレジデンス・商業施設・複合施設など15棟4,830戸を管理しており、当該地域は2017年以降、新築コンドミニアムの完成が加速する有望市場と考えられる。
現地企業との差別化は、日本品質の管理ノウハウである。
長期修繕計画やセキュリティシステムを使用した機械管理など日本方式に対する信頼は厚い。
規模拡大を目指すとともに収益基盤の確立を急いでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
(2)海外不動産事業の成長戦略
海外不動産事業の基本戦略は、東南アジア(シンガポール、マレーシア、タイなど)における投資家の開拓である。
投資家が増えれば、国内の自社物件をはじめ提案できる物件は多い(インバウンド需要)。
また、現地不動産を日本の投資家に販売する事業も同時に行う(アウトバウンド需要)。
一方で現地完結型事業の育成にも積極的な点がデュアルタップ (T:3469)の特徴である。
2015年1月に(株)DUALTAP BUILDING MANAGEMENT SDN. BHD.(本社マレーシア)の全株式を取得し、マレーシアにおける建物管理事業を拡大している。
現在、南部ジョホール州を中心にレジデンス・商業施設・複合施設など15棟4,830戸を管理しており、当該地域は2017年以降、新築コンドミニアムの完成が加速する有望市場と考えられる。
現地企業との差別化は、日本品質の管理ノウハウである。
長期修繕計画やセキュリティシステムを使用した機械管理など日本方式に対する信頼は厚い。
規模拡大を目指すとともに収益基盤の確立を急いでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)