[パリ 28日 ロイター] - 2024年パリ五輪・パラリンピックの大会期間中、市の地下鉄運賃が約2倍に値上げされる見通しになった。パリを含むイルドフランス地域圏のバレリー・ペクレス議長が28日に明かした。
ペクレス議長は交流サイトに「五輪とパラリンピックの期間中、イルドフランス地域圏は交通手段の提供を大幅に増やす。その費用を住民が負担するのは問題外」と投稿した。
7月20日から9月8日まで地下鉄の乗車券は4ユーロ(約650円)、1日乗車券は16ユーロ、1週間で最大70ユーロになる見通しで、議長は「これが適正価格」と主張。月額や年額パスを所有している地元民は影響を受けないとしている。
乗車券は通常時2.10ユーロ、月額パスは84.10ユーロとなっている。