■業績動向
4. 財務状況と経営指標
CDG (T:2487)の2017年3月期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比703百万円増の7,465百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が235百万円増加したほか、売上債権が342百万円、有価証券が89百万円それぞれ増加した。
また、固定資産では東京本社増床等により有形固定資産が41百万円増加した一方で、投資有価証券が23百万円減少した。
負債合計は前期末比285百万円増加の2,436百万円となった。
流動負債では支払手形及び買掛金が153百万円増加したほか、賞与引当金が29百万円、役員賞与引当金が22百万円、未払法人税等が26百万円それぞれ増加した。
また、固定負債では繰延税金負債が18百万円増加した。
純資産に関しては、前期末比417百万円増加の5,029百万円となった。
配当金の支払い151百万円があったが、親会社株主に帰属する当期純利益482百万円を計上したほか、その他有価証券評価差額金が45百万円増加したことが増加要因となった。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す指標では流動比率で300%を超えているほか、自己資本比率も60%を超え無借金経営を継続していることから、財務の健全性は高いと判断される。
また、収益性に関してみれば、ROA、ROEともに10%前後で推移し、売上高経常利益率は6%台と若干低下したものの安定して推移している。
同社は売上高経常利益率で10%を目標としており、今後の収益性向上に向けた施策が注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
4. 財務状況と経営指標
CDG (T:2487)の2017年3月期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比703百万円増の7,465百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が235百万円増加したほか、売上債権が342百万円、有価証券が89百万円それぞれ増加した。
また、固定資産では東京本社増床等により有形固定資産が41百万円増加した一方で、投資有価証券が23百万円減少した。
負債合計は前期末比285百万円増加の2,436百万円となった。
流動負債では支払手形及び買掛金が153百万円増加したほか、賞与引当金が29百万円、役員賞与引当金が22百万円、未払法人税等が26百万円それぞれ増加した。
また、固定負債では繰延税金負債が18百万円増加した。
純資産に関しては、前期末比417百万円増加の5,029百万円となった。
配当金の支払い151百万円があったが、親会社株主に帰属する当期純利益482百万円を計上したほか、その他有価証券評価差額金が45百万円増加したことが増加要因となった。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す指標では流動比率で300%を超えているほか、自己資本比率も60%を超え無借金経営を継続していることから、財務の健全性は高いと判断される。
また、収益性に関してみれば、ROA、ROEともに10%前後で推移し、売上高経常利益率は6%台と若干低下したものの安定して推移している。
同社は売上高経常利益率で10%を目標としており、今後の収益性向上に向けた施策が注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)