アメリカで、10代にして仮想通貨投資で「億万長者」となったことで著名なエリック・フィンマン氏が、2020年までにビットコイン価格を2万ドル(約217万円)まで回復する可能性があると発言した。
フォーブスが報じた。
以前フィンマン氏は、2018年に主要な仮想通貨が大きく下落したことを受けて「ビットコインはほぼ死んでいる」と発言していた。
しかし、足元で仮想通貨価格は大きく反発して年始からは約2倍の水準まで戻ってきている。
フィンマン氏はシリコンバレーにおける仮想通貨の注目度が高まり、ソーシャルメディア大手のフェイスブックや米情報通信大手のAT&Tの仮想通貨技術導入、2020年の米大統領候補のアンドリュー・ヤン氏の発言などを受けて、フィンマン氏自身の計画も機能すれば年末までに1BTC=2万ドルの水準までの回復はあり得ると発言。
フィンマン氏はまた、仮想通貨が大きく値上がりした2017年を振り返って「2019年は、ビットコインと仮想通貨にとって新たな2017年」と述べている。
フィンマン氏は、ビットコイン普及のためには取引の利便性向上が必要という理念の下で、ビットコイン購入やクレジットカード決済にビットコインを利用できるサービス「コインビッツ」(CoinBits)を開発中。
今後もサービス内容の拡大を模索している。