[ワシントン 26日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が26日に発表した4月の米消費者信頼感指数は107.3と3月改訂値の107.6(改訂前107.2)から低下した。市場予想は108.0だった。
4月の現況指数が152.6と3月の153.8(同153.0)から低下。一方、期待指数は77.2と前月の76.7(同76.6)から上昇した。
CBの経済指標担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「現況指数は低下したが、依然としてかなり高水準で、第2・四半期前半に景気が引き続き拡大したことを示唆している」と指摘。「期待指数は依然として弱いものの、ガソリン価格の高騰やウクライナ戦争の影響で物価が上昇する中、一段と悪化しているわけではない。休暇に対する意欲は冷え込んだが、自動車や家電など高額商品の購入意欲はやや上昇した」と述べた。
就職が困難であることを示す指数は10.6。前月は9.6(同9.8)だった。
向こう1年間の期待インフレ率は7.5%。前月は7.9%だった。