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スリランカ、中所得国のまま低所得国向け融資要請へ=大統領府

発行済 2022-10-11 18:39
更新済 2022-10-11 18:46
© Reuters.  スリランカは世界銀行が定義する中所得国にとどまりながら、主に低所得国を対象とした融資を要請する。大統領府が11日明らかにした。写真は2020年11月に撮影したコロンボの

[コロンボ 11日 ロイター] - スリランカは世界銀行が定義する中所得国にとどまりながら、主に低所得国を対象とした融資を要請する。大統領府が11日明らかにした。

政府報道官はこれに先立ち、資金調達を容易にするため政府は「低所得国」に分類を変更するよう求めると述べていた。

© Reuters.  スリランカは世界銀行が定義する中所得国にとどまりながら、主に低所得国を対象とした融資を要請する。大統領府が11日明らかにした。写真は2020年11月に撮影したコロンボのビジネス地区(2022年 ロイター/Dinuka Liyanawatte)

大統領府は声明で「スリランカは中所得国のままだ」と言明し「国際開発協会(IDA)の融資を受けられる資格を与えるよう世銀に要請する」と説明した。

IDAは世銀のグループ機関で、最貧国に対して低金利や無金利の融資や補助金を提供している。

スリランカの今年の1人当たりの所得は3400ドル程度と推計されている。世銀は2021年の1人当たりの所得が1085ドル以下の国を低所得国と定義している。

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