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サッカー=W杯スポンサー、移民労働者補償へ圧力を 人権団体が書簡

発行済 2022-09-21 11:58
更新済 2022-09-21 12:01

[20日 ロイター] - 国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチ、アムネスティ・インターナショナル、フェア・スクウェアは20日、ワールドカップ(W杯)カタール大会のスポンサーに対し、大会に向けた準備でカタールの移民労働者が受けた人権侵害を巡り国際サッカー連盟(FIFA)やカタール政府が補償を行うよう求めるべきだと訴えた。

© Reuters. 国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチなどは20日、W杯カタール大会のスポンサーに対し、大会に向けた準備でカタールの移民労働者が受けた人権侵害を巡り国際サッカー連盟(FIFA)やカタール政府が補償を行うよう求めるべきだと訴えた。ドーハで2016年3月撮影(2022年 ロイター/Naseem Zeitoon)

カタールは移民労働者の扱いを巡り人権団体から激しい批判を浴びている。同政府は労働制度がまだ未完成としつつ、数千人の移民労働者がまだ搾取されているとする2021年のアムネスティ報告については否定している。

アムネスティが委託した15カ国(欧州10カ国)のファン1万7000人以上を対象にした調査では、FIFAが移民労働者に補償する案を支持すると答えた人は73%、反対は10%という結果が出た。

国際人権3団体は、7月に14のFIFA企業パートナーとW杯スポンサーに向けて書簡を出し、そのうちABインベブ/バドワイザー、アディダス、コカ・コーラ、マクドナルドは労働者救済に支持を示したという。

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