■中長期の成長戦略
4. 『コスト競争力強化』
『コスト競争力強化』のポイントはいろいろあるが、今中期経営計画ではとくに不採算プロジェクトの削減に注力している。
アイ・エス・ビー (T:9702)はかつて不採算プロジェクトが想定以上に増加して業績予想に未達となる事態を経験した。
それを踏まえてプロジェクトマネジメントを強化し、コスト競争力、収益力を強化する取り組みを続けている。
具体的には見積りの精度向上とプロジェクトの監視を強化して問題点の早期発見に特に努めている。
2016年12月期はそうした努力が奏功して、マイナスプロジェクトを前期比25%削減(マイナスプロジェクトの営業利益累計ベース)することに成功した。
2017年12月期はさらに前期比20%削減することを目指している。
同社はまた、労働時間の短縮にも取り組んでいる。
生産性向上によるコスト競争力強化はもちろん、社員のモチベーション向上の観点からも、実効性のある働き方改革を推進中だ。
残業時間でみた場合、2016年12月期は前期比8%の削減に成功したが、2017年12月期は同24%減と、残業時間削減を加速させる計画だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
4. 『コスト競争力強化』
『コスト競争力強化』のポイントはいろいろあるが、今中期経営計画ではとくに不採算プロジェクトの削減に注力している。
アイ・エス・ビー (T:9702)はかつて不採算プロジェクトが想定以上に増加して業績予想に未達となる事態を経験した。
それを踏まえてプロジェクトマネジメントを強化し、コスト競争力、収益力を強化する取り組みを続けている。
具体的には見積りの精度向上とプロジェクトの監視を強化して問題点の早期発見に特に努めている。
2016年12月期はそうした努力が奏功して、マイナスプロジェクトを前期比25%削減(マイナスプロジェクトの営業利益累計ベース)することに成功した。
2017年12月期はさらに前期比20%削減することを目指している。
同社はまた、労働時間の短縮にも取り組んでいる。
生産性向上によるコスト競争力強化はもちろん、社員のモチベーション向上の観点からも、実効性のある働き方改革を推進中だ。
残業時間でみた場合、2016年12月期は前期比8%の削減に成功したが、2017年12月期は同24%減と、残業時間削減を加速させる計画だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)