ラクス (T:3923)はクラウド事業とIT人材事業を展開している。
クラウド事業は業務効率化に貢献するソフトウエアをクラウド方式で提供しており、安価で簡単に使用できることを志向している。
IT人材事業は未経験者を採用し、独自のノウハウでITエンジニアに育て、WEBサービス事業者に派遣している。
セグメント別で見ると、クラウド事業が売上高の66.3%、営業利益の77.6%(IT人材事業は売上高33.7%、営業利益22.4%)を稼ぎ出すクラウドサービスの企業として評価すべきと考える。
同社は2000年11月の創業以来15期連続の増収、14期連続の黒字を継続しており、2016年3月期(2015年4月-2016年3月)通期の連結業績予想(2月9日に増額修正)において、売上高が前期(2015年3月期)比18.8%増の4,057百万円、営業利益が同63.4%増の727百万円、経常利益が同60.7%増の720百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.0%増の477百万円としており、大幅増収増益で16期連続の増収を達成し、売上高・各利益ともに過去最高を更新する見込みだ。
クラウド事業における主力サービスはメール共有・管理システムの「メールディーラー」と交通費精算・経費精算システムの「楽楽精算」でそれぞれ市場シェアNo.1である。
同社の強みは、中小企業向けが中心で裾野が広いこと、クラウドサービスの特徴でもあるストックビジネスを展開しており、業績が右肩上がりで成長しやすいこと及び限界利益率が高いこと、サービスポートフォリオを重視し複数のクラウドサービスを展開しており、高収益な複数のサービスが生み出す潤沢なキャッシュを成長投資に投下可能なことである。
■Check Point ・高成長が期待できるクラウドサービス企業 ・中小企業向けに業務効率化に貢献するクラウドサービスを提供 ・ストックビジネスを展開しており、安定成長かつ限界利益率が高い ・複数のクラウドサービスを成長させてきた実績 ・高収益な複数のサービスが生み出す潤沢なキャッシュを成長投資に投下 ・16/3は大幅な増収増益で売上高・各利益とも過去最高を更新する見込み (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
クラウド事業は業務効率化に貢献するソフトウエアをクラウド方式で提供しており、安価で簡単に使用できることを志向している。
IT人材事業は未経験者を採用し、独自のノウハウでITエンジニアに育て、WEBサービス事業者に派遣している。
セグメント別で見ると、クラウド事業が売上高の66.3%、営業利益の77.6%(IT人材事業は売上高33.7%、営業利益22.4%)を稼ぎ出すクラウドサービスの企業として評価すべきと考える。
同社は2000年11月の創業以来15期連続の増収、14期連続の黒字を継続しており、2016年3月期(2015年4月-2016年3月)通期の連結業績予想(2月9日に増額修正)において、売上高が前期(2015年3月期)比18.8%増の4,057百万円、営業利益が同63.4%増の727百万円、経常利益が同60.7%増の720百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.0%増の477百万円としており、大幅増収増益で16期連続の増収を達成し、売上高・各利益ともに過去最高を更新する見込みだ。
クラウド事業における主力サービスはメール共有・管理システムの「メールディーラー」と交通費精算・経費精算システムの「楽楽精算」でそれぞれ市場シェアNo.1である。
同社の強みは、中小企業向けが中心で裾野が広いこと、クラウドサービスの特徴でもあるストックビジネスを展開しており、業績が右肩上がりで成長しやすいこと及び限界利益率が高いこと、サービスポートフォリオを重視し複数のクラウドサービスを展開しており、高収益な複数のサービスが生み出す潤沢なキャッシュを成長投資に投下可能なことである。
■Check Point ・高成長が期待できるクラウドサービス企業 ・中小企業向けに業務効率化に貢献するクラウドサービスを提供 ・ストックビジネスを展開しており、安定成長かつ限界利益率が高い ・複数のクラウドサービスを成長させてきた実績 ・高収益な複数のサービスが生み出す潤沢なキャッシュを成長投資に投下 ・16/3は大幅な増収増益で売上高・各利益とも過去最高を更新する見込み (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)