[18日 ロイター] - 米電気自動車大手テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は18日、買収を提案した短文投稿サイトのツイッターに関して「私の買収案が実現した場合、取締役の報酬をゼロにするので、直ちに年間300万ドルを節約できる」と述べた。ツイッターの取締役会に批判的なユーザーの投稿への反応としてつぶやいた。
ツイッターは15日、「ポイズンピル(毒薬条項)」と呼ばれる手法の買収防衛策を導入すると発表。これに対してマスク氏は週末、エルビス・プレスリーの名曲「ラブ・ミー・テンダー」を突然ツイートし、「テンダーオファー(株式公開買い付け)」を示唆したのではないかとの憶測も呼んでいる。
マスク氏は14日に行った8000万人のフォロワーを対象にしたツイッター投票では、1株当たり54.20ドルの買収を通じてツイッターの非公開化をすべきかどうかは、取締役会ではなく株主の判断に委ねるべきかと質問し、大多数から株主が決めるのに賛成との回答を得た。
ツイッターはコメント要請に回答していない。