[本日の想定レンジ]31日のNY市場は下落。
原油安のほか、米国債利回り低下が嫌気された。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の19670円だった。
NYダウは小幅ながら3日続落となるなか、日本株市場についてもこう着感の強い相場展開が続きそうだ。
昨日の日経平均は、引き続きこう着感の強い相場展開が続いており、25日線での攻防となった。
上値は5日線に抑えられており、前日よりさらに小幅な値動きをみせている。
明確なボトム形成とはなっていないが、一先ず25日線が支持線として意識されている状況であり、煮詰まり感が台頭してきている。
ボリンジャーバンドでは中心値（25日）と+1σとのレンジ内での推移が続いているが、バンドが収れんしてきており、中心値での反転がみられないと、-1σにレンジに入り、調整基調が強まる可能性がある。
また、1月以降の上値抵抗レベルでの攻防が続いているため、再び戻り待ちの売り圧力が警戒されてくる。
NY市場が不安定ななか、25日線レベルからの短期筋の売り仕掛けも出やすいだろうが、押し目拾いでのショートカバー狙いに。
19550-19750円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 19750円−下限 19550円