[フランクフルト 26日 ロイター] - ドイツ銀行 (DE:DBKGn)のゼービング最高経営責任者(CEO)は26日、新型コロナウイルス流行からの回復を巡る市場の見通しは過度に楽楽観的との認識を示した。
ゼービングCEOは、株式市場は3月の混乱から回復しているものの、コロナ禍に伴う実質的な経済的打撃は依然不明と強調。「市場はリプライスしたが、私見では回復に関する基調的な予想はやや過度に楽観的だ」とし、「現段階で二次的、三次的な影響は完全に織り込まれていない」と述べた。
ドイツ銀の動向については、債券・通貨を中心に投資銀行部門の「プラスの勢い」が4─5月にかけて継続したと指摘した。