40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

EU、WHOのコロナワクチン購入枠組み利用を排除せず

発行済 2020-09-02 23:39
更新済 2020-09-02 23:45
© Reuters. EU、WHOのコロナワクチン購入枠組み利用を排除せず

[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、EU加盟国は世界保健機関(WHO)が主導する新型コロナウイルスワクチンの世界的な公平分配を目的とした枠組み「COVAXファシリティー」を通じてワクチンを購入する可能性があると発表した。

これにより、EU加盟国は米メルク (N:MRK)やイノビオ (O:INO)、ノババックス (O:NVAX)などEUと交渉していない企業からワクチンを確保することが可能になる。上記3社はいずれもCOVAXへのワクチン供給で交渉中だが、欧州委との交渉は現時点で報じられていない。

EU加盟国は、欧州委が交渉中のワクチン開発企業と同時期に交渉を行わないことを確約しているが、欧州委の広報担当者によると、これは「COVAXを通じて他のワクチン開発企業との交渉に参加する可能性を排除するものではない」という。

EU当局者は7月、COVAXは時間や費用がかかるなどとして、欧州委が加盟27カ国に対しCOVAXを通じたワクチン購入を行わないよう勧告したと述べていたが、方針を変更したもよう。

© Reuters. EU、WHOのコロナワクチン購入枠組み利用を排除せず

WHOは8月、富裕国がCOVAXに参加するための条件を緩和した。

また、EUの動きが実質的にCOVAXの弱体化につながっているとの批判も出ていた。

EUは現時点で、新型コロナワクチンの事前購入で英アストラゼネカ (L:AZN)と合意したほか、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) (N:JNJ)、仏サノフィ (PA:SASY)、米モデルナ (O:MRNA)、独キュアバック (O:CVAC)と交渉中。EU当局者によると、米ファイザー (N:PFE)と独ビオンテック (O:BNTX)が共同開発しているワクチンについても交渉しているという。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます