[メルボルン 16日 ロイター] - 英豪系資源大手、リオ・ティント (AX:RIO) (L:RIO)は16日、新型コロナウイルスの再流行が世界経済の回復を脅かしているとの認識を示した。
一部の国は感染再拡大を受けて、封鎖措置を導入している。
同社は「データによると、大半の国の経済成長ペースが鈍化しつつある。累積需要は消滅しつつあり、新たなロックダウン(都市封鎖)の増加が景気の回復を脅かしている」との声明を発表した。
通期の鉄鉱石出荷予測は3億2400万ー3億3400万トンで据え置いた。
7─9月の出荷は前年同期比4.6%減の8210万トン。豪ダンピア港の保守点検作業が影響した。UBSの予測である8190万トンは上回った。
鉄鉱石は同社の実質利益の90%以上を占める。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201016T005844+0000