40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

バークシャー、第3四半期は営業減益 コロナ流行が響く

発行済 2020-11-09 08:40
更新済 2020-11-09 08:45

[7日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイ (N:BRKa)が発表した第3.四半期決算は営業減益となった。新型コロナウイルスの流行で業績がさらに悪化する可能性があるとの見通しも示した。

ただ、保有するアップル (O:AAPL)株などの値上がりで、純利益は300億ドルを超えた。

バークシャー傘下の一部の事業は、春ごろに業績が底打ちしており、アナリストは収入が前年比で3%の落ち込みにとどまったのは良い兆候と分析している。

ただ、新型コロナの流行、ハリケーン、低金利で保険事業の業績は悪化。傘下の航空部品メーカー、プレシジョン・キャストパーツも、数千人の追加人員削減を計画している。

バークシャーは、株価低迷を受けて、第3・四半期に93億ドルに上る自社株買いも実施。1-9月の自社株買いは総額160億ドルに達した。

第3・四半期の営業利益は32%減の54億8000万ドル。クラスA株1株当たり3488ドルだった。前年同期の営業利益は80億7000万ドル。

純利益は82%増の301億ドル。クラスA株1株当たり1万8994ドル。前年同期はそれぞれ165億ドル、1万0119ドルだった。収入は630億ドル。

アップル株などの投資利益は248億ドル。同社の保有株式の46%はアップル株だが、前回の情報開示以降、一部のアップル株を売却した可能性がある。

純利益は、保有株式の評価損益が反映されており、変動が大きい。第2・四半期の純利益は263億ドル、第1・四半期は500億ドル近い純損失を計上していた。

自社株買いにもかかわらず、期末の現金・現金等価物は1457億ドルだった。

同社は新たな投資先も開拓。日本の5大商社に総額60億ドルを投じたほか、ビッグデータの保管・分析サービスを提供する米スノーフレイク (N:SNOW)のIPOにも参加した。

エドワード・ジョーンズのアナリスト、ジム・シャナハン氏は「好調な四半期だった。現金の水準は良好だ」として、投資判断を「バイ」としている。

保険部門の利益は58%減の8億0200万ドルだった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201108T234020+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます