[エルサレム 16日 ロイター] - イスラエルは16日、ロシアで開発中の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の購入について議論した。
イスラエルのネタニヤフ首相は記者らに対し「1時間ほど前、ロシアのプーチン大統領とスプートニクVの購入権の可能性について協議した。今後も議論を続ける」と話した。
イスラエルは米バイオ医薬品モデルナ (O:MRNA)とのワクチン候補の供給契約についても早期に行い、6月に合意に至った。先週は米製薬大手ファイザー (N:PFE)とも契約を結んだ。両社とも有望な治験結果を報告している。
イスラエルは独自のワクチン開発も行っており、成功すれば、2021年の晩夏にも販売可能となる可能性がある。
ネタニヤフ首相は「より多くのワクチンを、より多くの供給元から、より多くの市民に、より早く提供することを目指す」と述べた。